最近人気のバング=前髪。重めバング、ワイドバング。雑誌のモデルさんのはかっこいい、かわいいのに私のはなんとなく違うのはなぜ?なんて思った方もいるのではないでしょうか。え?いません?「私の前髪が一番!」と。まあまあそんなこと言わないで、ワンポイントレクチャーをご覧ください。
一つ目のポイントはカットです。下の画像のようにラウンド=丸く弧を描くのがまずはポイントです。
でですね、このラウンドが意外と上手くいかないケースも多いのです。その原因の一つが、長さ。
雑誌をよく見ると分かりますが、雑誌のモデルさんたちのこういう前髪って微妙に目にかかる長さなんですよね。
目にかかる長さは、目力UPするし、ラウンドに切りやすいのです。しかし、実際に毎日お客様の前髪を切っていると、この長さってお客様としては非常に邪魔に感じる。ですから、実際は目に入らない長さまで切ることも多くなります。
あのミャムーさんが講習で語っていたのですが、若い子は説得して目にかかる長さで切る。それより年上の方の場合はやむを得ず短くするとか。
僕の場合は結構な割合で、お客様と相談しますが、多くは目の上まで切ってしまう・・・
でも、そうすると、人間の骨格の問題でラウンドが難しくなってしまうんですよね。
さらに、前髪のポイント。それはスタイリング、ブローです。
ビダルサスーンのCMで安室ちゃんの前髪かわいいと思った方多いと思います。あの前髪、ウイッグでしたけど、絶妙なスタイリング、ブローがされていました。
そのブローですが、丸みのつけ方にポイントがあるんです。それを画像上に記してみました。
分かりますかー?
白い線の丸みがgoodバランスで、この画像の前髪の丸みでもあります(自画自賛)。赤い線が惜しい!バランスです。
この両者、同じようで結構違いが出ます。赤線の方のバランスですが、こちらはですね、いわゆる内巻き状態で毛先に丸みがあるんです。でも、白線のほうは毛先ではなくもう少し根元の方に丸みをつけています。
ちょうど丸みの頂点が光の反射があるの分かりますか?白線、赤い線それぞれの矢印で示したところが丸みのピークです。そして、その丸みも、顔の中心が一番丸みが強くて、目じりの方にかけては丸みを弱めています。
サスーンのCMの安室ちゃんの場合、前髪の毛先よりももう少し上がつやつやしているのが分かるのではないでしょうか?目尻側はラウンドさせていないのと、かなり厚みを持たせた前髪ウイッグなのでNさんの前髪とは雰囲気異なりますが、丸みのつけ方は同じ考え方です。
ちなみに、安室ちゃんと僕は同じ誕生日です・・・って、誰も聞いてない?(爆)
実は、雑誌のスタイルなどは一見すると分からないけど、前髪一つとっても結構計算して作りこんでいるんですね。それは、少しでもかわいく見せること後読者へのPR、そしてサロンの宣伝になるからなんです。
僕は個人的にはあまり写真で嘘をつきたくないと思っているのでなるべくは小技を使わないようにしています。とは言いながら、こんなに前髪にも小技駆使しているんですけど(自爆
でも、今までデジタルパーマのスタイルとして撮影してHP等で掲載したスタイルではほとんどコテは使用していません。と言いながら、今回の撮影ではデジタルパーマのスタイルをコテではなくてブローしてしまいましたが(自爆2
Nさんは元々癖がある髪で、癖を活かすスタイリングもありなんですが、しかし頭と顔が小さいので、目視で良さそうでも写真に撮ってチェックするとバランスとり難かったんですね。それでブローしちゃいました。でも、今回コテは使っていません!ブローしつつデジタルパーマも活かしたわけです。
とは言え、モデルさんのようなスタイルにしたい時、このようにちょっと小技を利かせるとさらにスタイルが良くなるということをお伝えしたかったのです。難しそうと諦めずに、簡単に出来るところを少し変えるだけでも良いのです。
僕は接客の際こんな話をよくお客様にしています。最近人気のスタイルの解説をよくしています。
常連のお客様になればなるほどこういう肝心な話を忘れて馬鹿な話をしていますが(笑)
以上春の前髪講座でした!
前回のブログでは「クセは活かせない」と、割と断言してらっしゃる印象を受けたので、今回の内容にはちょっとひっかかってしまい、質問させて頂きました。やたら長文のコメントになってしまい、申し訳ありません。m(_ _)m
この記事のことですよね?
http://digitalperm.sblo.jp/article/11772110.html
癖を活かせないとは書いていないつもりだったのですが(^_^;)
『癖を活かすようなカットはしない方が良い、という意味ではないのです。活かせない癖をどうにかクリアできるようにしましょうということなんです。縮毛=ちりつきの強い髪の毛をカットでどうにかできるか?できませんよね。』
という意味なんです。癖を上手く活かせるのならば、それもありです。それでお手入れが楽になるのであるならば。
実際の話。昨日根元を矯正して毛先にデジタルパーマというスタイルを希望されたお客様がいらっしゃいました。元々癖毛のお客様と相談のうえ、昨日は根元の矯正は先送りしてデジタルパーマのみ毛先にかけて、癖とデジタルパーマをMIX(?)してしまうことにしました。昨日の時点でお客様の感想は「矯正必要なかったですね」です。
ただし、お客様が実際にスタイリングして上手くいかなければ、根元の矯正を施す可能性も残しています。これは実際にお客様が自宅でやってみないと確定できない部分です。
全ての癖が活かせないor活かせるといったことではなく、あくまで様々なケースがあるということでした。舌足らずでした。失礼しましたm(__)m
要はその人のクセのタイプや、度合いによるってことですね。
前回のブログの「お客様の髪の癖は活かせない」の下の文章に「癖を活かすようなカットはしない方が良い、−(中略)−縮毛=ちりつきの強い髪の毛をカットでどうにかできるか?できませんよね。」ってちゃんと書いてあるし…(汗)
私の方こそ、文章もロクに読まずに一部の言葉だけに過剰反応してしまいましたね、スミマセン。
でも今回の緒方さんの丁寧な御返事を読ませて頂いて、ますます一度、blueに伺ってみたくなってしまいました!いつか機会がありましたら、その節は是非、相談にのって下さいませ!